Conditioning&Training(7)*体幹トレーニング(サッカー編①)
【更新日】2014.05.10
皆さん、こんにちは!
みんなでWIN!してますか?
今回は宮崎県国体成年部サッカーに取り入れている体幹トレーニングについての紹介です。監督はじめ選手、スタッフも、もっともっと!みんなが参加し、宮崎のサッカーを向上させたいという思いもあり、紹介させていただくことになりました。
サッカー指導者・選手はもちろん、他スポーツ指導者・選手もトレーニングの面から他スポーツと共通しているところもあるので、活用していただくと有り難くおもいます。今回は主に体幹を軸(固定)にした状態で四肢(上半身・下半身)を自由自在に扱う動作改善のトレーニングです。
今回、体幹トレーニングを取り入れるにあたり、スタッフ・選手で協議した結果、競技後半でいかにストレングスを保持するかをコンセプトにスタートすることにしました。実際、競技後半で疲れてきたときに体幹軸は働かなくなりやすく、動作の中で代償動作を起こしやすくなります。そのため、競技前半でできていた動作ができなくなり、体幹を使えないプレーが増え、末端の筋肉に負担がかかり、あたり負け、反則が増える、不良フォームからの外傷・障害等というマイナス連鎖がおこります。
トレーニング内容
目標 :オールアウト
時間帯 :体幹軸が働かなくなってきた練習後
回数・休息・セット数 :20回、30秒、1セット(複合的・不規則な動作をとりいれるため)
条件 :上方向(仰向け:腹筋系)②下向き(うつぶせ:背筋系)③横方向(左右:腹筋・背筋系)④立つ(重心コントロール系)/裸足
注意点 :過度な腰椎前弯・トレーニング終了後のダウンと栄養補給
A,交差バージョン
① 上方向(仰向け)交差腹筋
右肘と左膝をタッチして、そのまま右手・左足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
② 下向き(うつぶせ:背筋系)交差背筋
右肘と左膝をタッチして、そのまま右手・左足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
③ 横方向(左右:腹筋・背筋系)交差腹筋背筋
右肘で地面を押さえて、左足の拇趾球で地面を押さえ、横方向での腹筋背筋する。
■スタート
■フィニッシュ
④ 立つ(体重移動:固定バランス系)ランジ
右肘と左膝をタッチして、そのまま右手・左足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
B,平行バージョン
① 上方向(仰向け・平行腹筋
右肘と右膝をタッチして、そのまま右手・右足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
② 下向き(うつぶせ:背筋系)交差背筋
右肘と右膝をタッチして、そのまま右手・右足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
③ 横方向(左右:腹筋・背筋系)交差腹筋背筋
左肘で地面を押さえて、左足の拇趾球で地面を押さえ、腹筋背筋する。
■スタート
■フィニッシュ
④ 立つ(体重移動:固定バランス系)ランジ
右肘と右膝をタッチして、そのまま右手・左足を伸ばす。
■スタート
■フィニッシュ
C.回旋バージョン
① 上方向(仰向け)エキセントリック交差腹筋
両肘を胸の前で組んで、そのままゆっくりと右肩を地面につけて、まっすぐ速く体を起こしていく
■スタート
■フィニッシュ
② 下向き(うつぶせ:背筋系)交差背筋
両手を頭の後ろで組み、右股関節、右膝を90°に曲げて、右捻りしながら反らしていく。
■スタート
■フィニッシュ
③ 横方向(左右:腹筋・背筋系)交差腹筋背筋
左手、左膝で地面を押さえて、右肘・右膝をつけて、横側に体を開いていく。
■スタート
■フィニッシュ
④ 立つ(体重移動:固定バランス系)
左踵と右膝を当てて膝の曲げ伸ばしをする。
■スタート
■フィニッシュ
みやざき!みんなの・みんなで!もっと!
スポーツの力で!みやざきを元気に!
○GORI○